産業ロボットとAI技術

2023年12月19日(火)食品品質保持技術研究会の定例講演会が主婦会館プラザエフ(四ツ谷)にて行われ、そこで約1時間半の講演をいたしました。(代表:西田麻美)

演題
産業ロボットとAI技術~食品関連ロボットの在り方と将来像~

概要
産業界の人手不足対策や生産性の向上で注目を浴びているのが産業用ロボットとAI技術の融合です。そこで、産業用ロボットの基礎知識や導入事例、AIとの融合について最新の情報を動画やイラストを用いてわかりやすくお話しさせていただきました。

本講座の目次

要約
産業用ロボットは、自動化などの生産ラインでは、なくてはならない存在として、その可能性に大きな期待が寄せられている。本講演では、産業用ロボットに関して、これだけは知っておくべき基礎知識や種類、産業用ロボットを取り巻く環境、取り扱い方について紹介する。並びに、その応用の一環として、AI技術とのコラボレーションや食品製造ロボットの在り方についての考えをまとめて解説したい。

1章 産業用ロボットとは
(1)イントロダクション
(2)自動化とロボット
(3)汎用機と専用機
(4)少品種多量生産と多品種少量生産
(5)産業用ロボットの位置づけ
2章 産業用ロボットの種類
(1)ロボットの区分と特徴
(2)多関節型と協働型
(3)駆動方式
(4)構造と機能
(5)教示(ティーチング方式
3章 産業用ロボットの仕様
(1)ロボットの座標系と自由度
(2)ロボットの精度
(3)ロボットの力と速度パターン
(4)可動領域と補間制御(PTPとCP制御)
(5)提案依頼書(RFP)
4章 産業用ロボットの危機管理
(1)設置場所と周辺機器
(2)電源と接続投入
(3)非常停止と措置 (安全柵・固定ガード)
(4)異常発生の種類(予想されるトラブル)
(5)他の関連システムとの連携
5章 産業用ロボットの関連法令
(1)導入のためにおさえておくべき法令
(2)作業規定・特別教育
(3)教示に関する法令
(4)検査に関する法令
(5)安全に関する法令とリスクマネジメント
6章 産業用ロボットの動向と展望
(1)国内と海外製品の現状と比較
(2)産業用ロボットのツール設計のポイント
(3)ロボットビジョンシステムと最新技術
(4)導入にあたっての心得と注意事項
(5)まとめ

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