これからのセミナー

サーボ機構Theビギニング講座

産業界では欠かせない!知って得する『サーボ機構のいろは』を伝授!

「初歩からはじめようサーボ機構の入門セミナー」

開催日 2025年3月25日(火) 配信方法:ZOOM
開催時間 10:00 ~ 16:00(受付開始9:50)
開催場所 ZOOMによるオンライン配信
申込締め切り日 2025年3月21日(金)
参加費用 43,000円(税込) 講座用テキスト、トコトンやさしいサーボ機構の本配送含む
募集人数 20名

セミナー講師

㈱プラチナリンク代表取締役 西田麻美

電気通信大学大学院電気通信学研究科知能機械工学専攻博士後期課程修了。工学博士。国内外の中小企業や大手企業に従事しながら、搬送用機械、印刷機械、電気機器、ロボットなど機械設計・開発・研究業務を一貫し、数々の機器・機械を約20年に渡って手がける。現在は、大学教員(私大学理工学部)に奉職するとともに、株式会社プラチナリンク代表取締役社長を務める。メカトロニクス教育,企業の技術指導および製品開発を専門に技術コンサルティングを行う。電気通信大学一般財団法人目黒会理事技術委員長,自動化推進協会常任理事技術委員長など歴任。日本包装機械工業会「業界発展功労賞表彰」。書籍・執筆は多数。メカトロニクスTheビギニングは「日本設計工学会武藤栄次賞ValuablePublishing賞」受賞、モータ制御Theビギニングは、「関東工業教育協会著作賞」を受賞する。

セミナー趣旨

サーボ機構は産業界では不可欠な技術であり、その応用範囲は幅広く、あらゆる機械や装置に採用されています。
しかし「サーボ機構」と一言にいっても、制御系、電気系、機械系と多岐に渡っており、初めて学ぶという方にとっては学習量が多く、理解と把握が難しい高度な技術とされています。そこで、本セミナーでは、サーボ機構を理解する上で、これだけは最低限知っておくべき実務に関する基礎知識として、「メカニズム」「アクチュエータ」「センサ」「サーボアンプ」「コントローラ」の要素技術とその組み合わせを俯瞰的、横断的にとらえながら、要点をわかりやすく解説します。初心者をはじめ、自社製品に付加価値をつける方法を模索している方、サーボ機構に関する知識を修得したいと考えている方、さらにサーボ技術全般に興味があるという方にとって、短時間で学べる眼から鱗の講座です。

セミナー講演内容

講演プログラム
1章 サーボ機構とは
1.1 サーボ機構とは
1.2 サーボ機構の目的
1.3 サーボ機構と駆動システム
1.4 サーボ機構と制御回路の構成
1.5 注意べき機構と制御のポイント

2章 位置決め方式の種類
2.1 ストッパ・リミットスイッチ方式
2.2 パルスモータ・電磁クラッチ/ブレーキ方式
2.3 パルスモータおよびサーボモータ方式
2.4 オープンループ・セミクローズドループ・フルクローズドループ
2.5 位置決め精度とロストモーション
3章 サーボ機構に関する「メカニズム」
3.1 動力伝達機構とは
3.2 減速機構、ラック&ピニオン機構
3.3 送りねじ機構とベルト・プーリ機構
3.4 チェーン・スプロケット機構
3.5 ロールフィールド機構と割り出し機構
4章 サーボ機構に関する「アクチュエータ」
4.1 アクチュエータとは
4.2 アクチュエータの分類
4.3 直進型
(空圧サーボ、油圧サーボ、リニアサーボ)
4.4 回転型
(汎用モータ、サーボモータ、ステッピングモータ)
4.5 アナログサーボ、ディジタルサーボ
(サーボモータとステッピングモータの性能比較)
5章 サーボ機構に関する「センサ」
5.1 センサとは
5.2 アナログセンサとディジタルセンサ
5.3 ロータリエンコーダ
5.4 レゾルバ
5.5 タコジェネレータとポテンショメータ
6章 サーボ機構に関する「特性グラグ」
6.1 速度線図とトルク線図 (運動パターン)
6.2 サイクルタイムとタクトタイム
6.3 イナーシャとイナーシャ比(慣性モーメント)
6.4 サーボモータの特性グラフと「データシート」
6.5 ステッピングモータの特性グラフと「データシート」
7章 サーボ機構に関する「サーボアンプ」
7.1 サーボアンプの構成
7.2 トランジスタとHブリッジ回路
7.3 指令電圧とPWM制御
7.4 F/V回路とゲイン調整(PID制御)
7.5 サーボアンプの「データシート」
(速度制御範囲と周波数応答など)

8章 サーボ機構に関する「コントローラ」
8.1 コントローラの種類と概要
8.2 ポジショナ、PLC、マイコン、NC装置
8.3 コントローラの「データシート」
8.4 同期制御と経路制御方式(補間)
8.5 PTP制御とCP制御
(モーションコントロールなど)

9章 まとめ、質疑応答

講師からのコメント

・初心者大歓迎
・この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要はありません。
・参考書については講座の中で具体的に紹介いたします。

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