これからのセミナー

メカトロニクスTheビギニング講座

自動化のためにこれだけは知っておくべきメカトロニクスの構成要素と基礎知識

「現場で役に立つメカトロニクスの入門セミナー」

開催日 2024年11月25日(月) 配信方法:ZOOM
開催時間 10:00 ~ 16:00(受付開始9:50)
開催場所 ZOOMによるオンライン配信
申込締め切り日 2024年11月20日(水)
参加費用 43,000円(税込) 講座用テキスト、メカトロニクスTheビギニング教本配送含む
募集人数 20名

セミナー講師

㈱プラチナリンク代表取締役 西田麻美

電気通信大学大学院電気通信学研究科知能機械工学専攻博士後期課程修了。工学博士。国内外の中小企業や大手企業に従事しながら、搬送用機械、印刷機械、電気機器、ロボットなど機械設計・開発・研究業務を一貫し、数々の機器・機械を約20年に渡って手がける。現在は、大学教員(私大学理工学部)に奉職するとともに、株式会社プラチナリンク代表取締役社長を務める。メカトロニクス教育,企業の技術指導および製品開発を専門に技術コンサルティングを行う。電気通信大学一般財団法人目黒会理事技術委員長,自動化推進協会常任理事技術委員長など歴任。日本包装機械工業会「業界発展功労賞表彰」。書籍・執筆は多数。メカトロニクスTheビギニングは「日本設計工学会武藤栄次賞ValuablePublishing賞」受賞、モータ制御Theビギニングは、「関東工業教育協会著作賞」を受賞する。

セミナー趣旨

近年AIを搭載した機械やロボットの電子化が進んでいます。その土台にあるのがメカトロニクスです。メカトロニクスは、機械と電気電子が融合し、さらに制御技術によってその機械の価値が高められています。しかし、メカトロニクスは、機械・電気・情報分野と広範囲に渡って幅広い知識が求められるため、独学によって知識を身につけるとなると多くの時間と費用がかかります。
そこで、メカトロニクスの主柱であるメカニズム、アクチュエータ、センサ、電気電子回路、制御技術の5つの要素技術の超重要なポイントとこれらの構築の仕方をわかりやすく、やさしく解説します。自動化システム・ロボット開発に興味のある方(初心者)、メカトロニクスについての知見を得たいと考えている方、メカトロの課題があり意見を求めたい方はぜひご参加ください。

セミナー講演内容

講演プログラム
1章 メカトロニクスとは何か?
基本を正しく理解しよう!
1.1 機械(メカニズム)と電気(エレクトロニクス)の両面から知るメカトロ要素技術
1.2 メカトロ技術の実践的な設計ポイント
1.3 機械システムの成り立ち
1.4 メカ、エレキ、ソフトの考え方と役割
2章 メカニズムの基礎知識
(機構とその役割)
2.1 メカニズム(機構学)の位置づけ
2.2 機械要素選定(カム、リンク、歯車、ベルト・プーリ、チェーン)
2.3 機械の運動特性(速度、力、変位)
2.4 自由度の考え方
2.5 慣性モーメントの勘所
3章 アクチュエータの基礎技術
(駆動装置とその役割)
3.1 さまざまなアクチュエータとその比較
3.2 モータ、油圧・空気圧アクチュエータ
3.3 DCモータ、ACモータの特徴
3.4 サーボモータ、ステッピングモータ
3.5 各種アクチュエータとモータの選び方
4章 センサの基礎技術
(検出器とその役割)
4.1 メカトロで使うセンサの種類と用途
4.2 センサ選定のキーポイント
4.3 位置センサ、速度センサ、トルクセンサ
4.4 スイッチとしてのセンサ
5章 電気・電子回路の基礎技術
(インタフェイスとその役割)
5.1 駆動回路と制御回路
5.2 I/Oボードと制御信号
5.3 A/D変換とD/A変換
5.4 アナログ回路とデジタル回路
5.5 PLCとマイコン技術
6章 コントロールの基礎技術
(制御とその役割)
6.1 シーケンス制御とフィードバック制御
6.2 サーボ機構とPID制御
6.3 閉(クローズド)ループと開(オープン)ループ
6.4 その他、メカトロでよく使われる制御方式
7章 今後のメカトロニクスの動向、まとめ
※個別質問に対応します
講師からのコメント

・初心者大歓迎
・この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要はありません。
・参考書については講座の中で具体的に紹介いたします。

webアンケート

・講座終了後に、メールでアンケートフォームを送ります。
・講義の中で質問できなかったことや課題など、コメントがあればこの機会にお気軽にご記入ください。

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